児童手当をセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに投資して教育費を貯める具体的な方法

わが家は、児童手当を全額、セゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに積立投資しています。

わたしはセゾン・バンガード・グローバル・バランスファンドで教育費を貯めようと決めたとき、一番心配になったのは次のようなことでした。

「教育費は子どもが18歳になったらかならず必要になるお金なのに、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが値下がりしたらどうしよう?」

投資は、リスクのある資産運用です。かならず元本割れのリスクがともないます。

今回は、値下がりリスクをふまえて、わたしがセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドで児童手当をどのように増やしていくつもりかについて、具体的に書きたいと思います。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとは?

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとは、セゾン投信が販売している投資信託です。

購入方法

セゾン投信は「直販型」という販売形式をとっているため、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはセゾン投信でのみ買うことができます。(※個人型確定拠出年金の場合は、楽天証券でのみ買えます)

1本買うだけで、世界に丸ごと投資できる

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、株式と債券の比率が50:50で、国際的に広く分散投資されているインデックスファンドです。

インデックス投資で利益が出る3つの理由と、インデックス投資の具体的な方法

2016.09.16

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの資産分配比率は、各地域の株式および債券市場の時価総額に応じて決まります。

そのためセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを1本買うだけで、世界に丸ごと投資していることになります。

1本買うだけで、株式や債券の価値上昇の波に乗れる

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〈出典〉『ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理』、367ページ

上の図は、1801年から2014年までに主要な資産クラスの時価がどのように増えてきたかをしめしています。

パッと見てわかるとおり、世界の株式・債券の累積価値をマクロ的にみると、確実に右肩あがりです。

仮に1801年に株式のインデックスファンドが買えたとしたら、1801年に1ドルだったものが2014年には1,800万ドルにもなっているんですよ。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに投資することは、この株式・債券の価値上昇の波に乗れることを意味します。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの値下がりリスク

期待リターンとリスクの試算

長期投資予想/アセットアロケーション分析(ファンドの海)を使って、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの期待リターンとリスクを計算すると、次の結果になります。

・期待リターン:3.56%
・リスク:13.08%

期待リターンとリスクの試算条件
・先進国株式:40.8%
・日本株式:4.0%
・新興国株式:5.2%
・先進国債券:41.9%
・日本債券:8.1%
・信託報酬(手数料):▲0.7%

平均して年率3.56%の利息が期待できる

期待リターンとは、資産運用によって期待される平均的なリターンのことです。

簡単にいうと、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドで資産運用すると、平均して年率3.56%の利息が期待できるということになります。

最悪の場合、1年で▲22.6%値下がりするリスクがある

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの値下がりリスクを、期待リターンとリスクから試算した結果は、次の通りです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの値下がりリスク

・68.27%(1標準偏差)の確率で、1年後には+16.64%~▲9.52%

・95.45%(2標準偏差)の確率で、1年後には+29.72%~年利▲22.6%

ロジックが知りたい方はこちらの記事〈参考〉【第3回】 期待リターンは維持したままに、リスクだけを低減できるのが分散投資のスゴさ――金融のプロに騙されない等身大の資産作り(梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)

これをめちゃくちゃカンタンに言うと、最悪の場合、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド100万円分は、1年後に77.4万円(▲22.6万円)になってしまう可能性がある!ということです。

早い時期に利益を確定して、値下がりリスクを回避

できるだけ長期保有するのがインデックス投資のセオリーだけど・・

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、インデックス投資のひとつです。

インデックス投資のセオリーは、できるだけ長期保有して資産を増やすことです。

しかし、教育費の場合「大きなお金が必要になる時期」が決まっています。お金が必要になるタイミングで大きく値下がりしてしまったら、今までコツコツ積立投資してきた意味がありません。

そこでわたしは、子どもが18歳になるまでに値上がりしたタイミングで、早々に利益を確定しようと思っています。具体的には、6年前からウオッチをはじめるつもりです。

児童手当をセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドで運用するといくらになるの?

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仮に、子どもが0歳から1万円ずつセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに投資したとします。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの期待リターンである年率3.5%が実現した場合、子どもが12歳~15歳のときの資産運用結果は、次のとおりです。


〈子どもが12歳~15歳時点の試算運用結果〉

・12歳:176.7万円(元本144万円、運用益32.7万円)
・13歳:195.2万円(元本156万円、運用益39.2万円)
・14歳:214.2万円(元本168万円、運用益46.2万円)
・15歳:234.1万円(元本180万円、運用益54.1万円)


この時点で、かなりの運用益が出ていますよね。

この先も運用を続ければ、たしかにこれ以上のリターンが得られる可能性はあります。しかし一方で、最悪の場合1年で22.6%値下がりするリスクもあるんです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの基準価格の推移

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〈出典〉セゾン投信

これは、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの2007年~2016年の基準価格をあらわしたグラフです。

このグラフをざっくり見ると、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの基準価格がゆるやかに右肩あがりになっているのが分かります。

しかし、2008年のリーマンショックのときには大きく値下がりしています。

大学資金が必要な時期が、リーマンショックのような時期と重なるリスクを回避するために、欲張らずに早い段階で利益を確定するというのがわたしの戦略です。

まとめ

〈児童手当をセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに投資して教育費を貯める具体的な戦略〉

1.児童手当を全額セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに毎月積立投資する

2.完全にほったらかしにするのではなく、必要な時期が近づいてきたら運用益が出ているタイミングで利益を確定する

※セゾン投信は投資信託ですので、元本割れの可能性があります。自己責任でお願いします。

2017年9月13日追記

バンガード社の投信に投資できるところが魅力のセゾン投信ですが、信託報酬が年0.7%程度と少し高いところが気になる点でした。

そんななか、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」というバンガード社の投信に投資できるファンドが新しくできる見込みと発表されました。

信託報酬は0.24%程度となる見込みで、実現すればセゾン投信よりもはるかに安いコストになります。

セゾン投信の場合はバンガード社の株式・債券に投資し、楽天の場合は株式だけに投資するというちがいはありますが、このコスト優位性は高いものと判断し、わが家ではセゾン投信からの乗り換えを検討しています。

2018年からのつみたてNISA開始に向けて、魅力的なファンドが続々と出てきています。

個人的には今セゾン投信を選択するよりも、ファンドが出そろった段階で、読者様にとって最適なファンドを選ばれたほうがいいかと思います。

わが家の乗り換え先のファンドを決めましたら、当ブログでも報告させていただきます。



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