セゾン投信のメリットとデメリットをわかりやすく説明します【2017年9月13日追記あり】

わが家では、セゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに毎月積立投資をしています。

セゾン投信は、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と、「セゾン資産形成の達人ファンド」という投資信託を直販している販売会社です。

なかでも、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、セゾンの看板商品で、投信ブロガーが選ぶFund of the Yearでも、毎年好成績をおさめています。

しかし、実際に投資をするときに、気になるのはメリットよりもデメリットですよね。

今回は、セゾン投信のメリットとデメリットをまとめ、デメリットがあってもわが家がセゾン投信の積立を続ける理由を書きます。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのメリット4つ

1. 月々5,000円から、国際的に分散投資できる

メリットの1つめは、月々5,000円から・1本のファンドを買うだけで国際的に分散投資できることです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの資産配分は、次のようになっています。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの資産配分の円グラフ
〈出典〉セゾン投信
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを10,000円分持ったとすると、次のように資産を持っていることになります。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを10,000円持っているときの金額

個々の資産クラスのファンドを組み合わせて、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと同じように投資しようと思うと、8本のファンドを管理しなくてはいけません。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドなら1本だけで実現可能なので、買い付けや売却の管理がラクです。

2. 年間4%程度のリターンが期待できる

メリットの2つめは、年間4%程度のリターンが期待できることです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの資産配分は、株式・債券市場の規模の大きさ(時価総額)にもとづいて決められているので、世界経済の成長にあわせてファンドも成長していきます。

現在、世界経済のGDPは、年間4%程度で成長を続けていますから、このファンドを保有しているだけで、それに近いリターンを期待できることになります。

(P147-148、『預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている』)

【注意】この期待リターンは、長期的に保有した場合です。

投資信託は値動きがある資産ですので、短期的には大きく元本割れすることがあります。

3. ファンド1本だけでリスク分散できる

メリットの3つめは、ファンド1本だけでリスク分散できることです。

その理由は、株式:債券=50:50の割合で、世界中に分散投資しているからです。

わたしの夫

株式:債券を50:50にすると、なんでリスク分散できるの?

わたし

株式価格が上がれば債券価格が下がり、株式価格が下がれば債券価格が上がるというように、債券と株式は相反する動きをすることが多いんだよ。

わたしの夫

じゃあ、世界中に分散投資をすると、なんでリスク分散できるの?

わたし

すべての国の経済が、かならずしも同じ動きをするわけではなく、ちがう動きをすることもあるからだよ。

4. 運用期間が長く、積立を続けるうえで安心

メリットの4つめは、運用期間が長く、積立を続けるうえで安心であることです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、運用期間が10年を超えていて、純資産総額が順調に成長を続けているファンドです。

▼セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの純資産総額と基準価格

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの純資産総額と基準価格のグラフ

〈出典〉セゾン投信

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、複数のインデックスファンドを組み入れた「ファンド・オブ・ファンズ」です。

組み入れているファンドは、世界最大級の投信会社であるバンガード社のファンドなので安心度が高いです。

これらの理由から、現時点では繰り上げ償還リスクが極めて低いと考えられるので、長期的に投資を続けるうえでのリスクが低いといえます。

繰り上げ償還リスクとは?

繰り上げ償還リスクとは、約束した期日以前に、ファンドの運用が終わってしまうこと。

強制的にファンドが解約されて、ファンドの保有者のもとに資金が返ってきます。

〈参考記事〉『繰上げ償還』は、投資信託最大のリスクです(『カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!』)

セゾン・バンガード・グローバルファンドのデメリットは信託報酬がやや高いこと

セゾン・バンガード・グローバルファンドには、デメリットがひとつだけあります。

それは、個別のインデックスファンドとくらべて信託報酬と呼ばれる手数料がやや高いことです。

信託報酬とは?

信託報酬とは、ファンドを運用・管理するための手数料のこと。

ファンドの保有者が負担します。

信託報酬は毎日少しずつ資産から引かれているので一見気づきにくいコストですが、確実にリターンを減らす要素。

そのため信託報酬が低ければ低いほどいいのですが、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、信託報酬がやや高いのです。

コストがやや高いといっても、9割以上のファンドよりは安い

具体的に信託報酬の利率をあげてみました。

パッと見ていただけばわかるとおり、信託報酬は高いほうから「2017年7月資産流入トップ5のファンド⇒セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド⇒個別のインデックスファンド」になっています。

信託報酬の一覧表

〈参考〉2017年7月の資産流入額ランキングはこちらの記事から引用⇒投資信託への資金流出入速報(モーニングスター)

ここからもわかるとおり、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、個別のインデックスファンドを組み合わせるよりは高いだけであって、日本の投資信託の90%~99%ともいわれる「高コストファンド」に比べれば安いです。

つまり、「セゾン投信=コストが高いからダメ!!」というわけではなく、ギリギリまでコストを追求したいならセゾン投信は適さないというわけです。

わが家がセゾン投信で積立を続ける理由

個別のインデックスファンドよりも信託報酬が高めというデメリットを理解しつつも、わが家ではセゾン投信を資産形成の柱にしています。

その理由は、2つあります。

1. 圧倒的に続けやすい

1つめは、個別のインデックスファンドに比べて圧倒的に続けやすいからです。

個別のインデックスファンドを組み合わせる場合、数あるファンドのなかから信託報酬が低くて、運用が安定しているものを自分で選び続けなければいけません。

セゾン投信を選べば、セゾン投信が市場の時価総額に応じて資産配分を調整してくれますし、投資対象も世界有数の投信会社であるバンガード社のファンドなのでほったらかしでOKなのです。

2. 運用が安定している

セゾン投信は、すでに運用期間が10年以上・総資産額は1,000億円を超えており、運用が安定しています。

長期的に投資を続けたいと思っているので、運用が安定していることは大きな安心材料です。

【まとめ】メリット・デメリット・セゾン投信を選んでいる理由

長くなりましたので、セゾン投信のメリット・デメリット・わが家がセゾン投信を選んでいる理由をもう一度まとめます。


〈セゾン投信のメリット〉

1. 月々5,000円から、国際的に分散投資できる

2. 年間4%程度のリターンが期待できる

3. ファンド1本だけでリスク分散ができる

4. 運用期間が長く、積立を続けるうえで安心

〈セゾン投信のデメリット〉

・個別のインデックスファンドにくらべて、コストがやや高い(※ただし、日本に90%~99%存在する高コストファンドよりはコストが低い)

〈セゾン投信を選ぶ理由〉

1. 個別のインデックスファンドよりも続けやすい

2. 運用が安定している


※セゾン投信は投資ですので、元本割れする可能性があります。自己責任でお願いします

2017年9月13日追記

バンガード社の投信に投資できるところが魅力のセゾン投信ですが、信託報酬が年0.7%と少し高いところが気になる点でした。

そんななか、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」というバンガード社の投信に投資できるファンドが新しくできる見込みと発表されました。

信託報酬は0.24%程度となる見込みで、実現すればセゾン投信よりもはるかに安いコストになります。

セゾン投信の場合はバンガード社の株式・債券に投資し、楽天の場合は株式だけに投資するというちがいはありますが、このコスト優位性は高いものと判断し、わが家ではセゾン投信からの乗り換えを検討しています。

2018年からのつみたてNISA開始に向けて、魅力的なファンドが続々と出てきています。

個人的には、今セゾン投信を選択するよりも、ファンドが出そろった段階で読者様にとって最適なファンドを選ばれたほうがいいかと思います。

わが家の乗り換え先のファンドを決めましたら、当ブログでも報告させていただきます。



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