寄付って偽善的?なぜかそう思ってしまうわたしを変えた、貴重な経験について話します

小さいころから、町で寄付をつのっている人を見ると、募金をしてしまうタイプでした。でも、募金をして、「ありがとうございます」と言われると、なぜか「これって偽善なのかな・・」という気持ちがぬぐえませんでした。寄付を募っている方の状況を知らずに、お金で解決しようとしているような気がして、もやもやしていたのだと思います。

そんなわたしが、考えを改めるようになった貴重な経験について、今回は書きます。

あしなが育英会のキャンプに参加

「あしなが育英会」って知っていますか?

病気や災害、自死などで親を亡くした子どもたちや、親が重度後遺障害で働けない家庭の子どもたちを物心両面で支える民間非営利団体です。

あしなが育英会は、日本の遺児と海外の遺児を繋げるためのサマーキャンプを行っていた期間があり、わたしは通訳スタッフとして参加したことがあります。

〈参考〉サマーキャンプ「国際的な連帯を進める交流会」(あしなが育英会)

わたしにとっては、寄付をつのっている団体とのはじめての交流でした。

偽善だとしても、いいじゃない!と思った

そのキャンプを通して、わたしはたくさんの遺児と知り合いになりました。

その子たちは、あしなが育英会の奨学金がなければ、高校や大学に通えない状況でした。だから、全国のあしながさん(寄付者)にとても感謝している様子が伝わってきました。そのときわたしは、はじめて気がつきました。

「わたしの寄付が偽善的な行動だとしても、いいじゃない!そのお金は、必要としている人のもとでちゃんと使われているのだから」

この経験を通して、寄付をすることを偽善なのかな、と悩むことはなくなりました。

そういった思いもあり、現在は毎月1,500円を国連UNHCR協会に寄付しています。

〈参考記事〉毎月1,500円を、国連UNHCR協会に寄付。寄付が自分にもたらしてくれる幸せとは

災害が起こると、あちこちで寄付の声が聞かれます。寄付したいけど、何となくうしろめたさを感じている方に言いたい。

寄付をつのっている方は、お金が必要なんです。お金が必要だから、寄付を呼びかけているんです。だから偽善かどうかなんて迷う必要はありません。必要なものを必要な人にあげているだけのこと。ただのいいおこないなんです。」