自分のためにはお金を使わず、他人のためにはお金を惜しまない祖母は、幸せになれたか?

わたしは18歳まで、両親、妹、祖母といっしょに暮らしていました。

今84歳の祖母はわたしにとって、育ての親のような存在。

母は残業ありのフルタイムでバリバリ働いていましたので、面倒をみてくれたのは同居の祖母でした。

わたしの祖母は、自分にはお金を使わず、他人のためにはお金を惜しまない人です。

よく、「人のためにお金を使う人は幸せになれる」と言いますよね。

今回は、そういう生き方をしてきた、わたしの祖母の人生について書きたいと思います。

苦労の多かった20代、30代

祖母は若いころ、とても苦労の多いひとでした。

わたしの祖父は生粋のギャンブラーで、死ぬまでずっと定職につきませんでした・・。

そのため、2人の子ども(わたしの父と叔母)を育てるためには、祖母が働かなければならない状況でした。

小さいころに祖母から聞いたエピソードのなかで、印象に残っている2つのはなしがあります。


1.商売をはじめようとしたが先立つものがなく、姑にお金を借りようとしたところ、「土下座したらお金を貸す」と言われて、姑に土下座した。

2.祖父はギャンブルをするためにお金を勝手に盗むひとだったので、見つからないように大事な10万円を土鍋にかくしておいたが、見つけられてぜんぶ盗まれた。


これだけでも、祖母の苦労がわかっていただけるかと思います。

自分にはお金を使わず、他人のためにはお金を惜しまない祖母は、しあわせになれたか?

若いころはお金に苦労した祖母でしたが、高度経済成長の波と、祖母の人のよさのおかげで、商売はうまくいきました。

わたしが小さいころに、お店はたたんでしまいましたが、その頃にはある程度の財をなしていました。

駐車場と借家のおかげで、多少の不動産収入もあります。

そんな祖母は、自分にはまったくお金を使いません

たとえば、自分が着る服は10年前は当たり前。20年前の服とかも着ています。

自分ひとりの昼食は、ご飯と残りものだけ。出かけるときも、家からパンなどを持参していきます。

とても質素な生活です。

しかし、人のためにはお金を惜しみません。

わたしたち孫にはもちろんのこと、あまり関係ない人にも、何かをあげる人です。

借家や駐車場を借りてくれている人が賃料を渡しにきてくれると、「年末だからごあいさつ」と食べものの詰め合わせをあげたり。

わたしの夫の祖母のために、「寒いときだから」とニット帽をあんだり。

義妹のお見舞いに何度も通い、そのたびにお見舞い品を渡したり。

こんなに他人のために尽くすひとを、わたしは見たことがありません。

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そんな祖母は、晩年とても幸せな人生を送っています

お金にもめぐまれ、人にもめぐまれています

年金はわずかですが、不動産収入のおかげで、お金には困っていないようですし、何より友人が多いです。

ひんぱんに誰かと出かけていますし、友人や近所の方からいただきものをすることも多いです。

若いころに苦労が多かったぶん、「いまがいちばん幸せ」と言っています。

わたしのお金の使い方に影響を与えたのは祖母

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人のためにお金を使うと、どうしてしあわせになれるのか?理論的にはまだわかりません。

でも、わたしは祖母の生き方をみていて、「人のためにお金を使うこと」がいちばん幸せになれる方法なのだと思っています。

だから、わたしも人のためにはお金を惜しまないと決めています。

祖母の域までは到達できませんが、お祝いごとやお世話になったときには、かならず何かを贈りますし、毎月わずかばかりのお金を寄付したりもしています。

個人的にいちばん大事だと思っているのは、人のためにお金を使うときにはぜったいに「もったいない」と思わないことです。

人のために使ったお金に執着せず、”パッ”とじぶんから離してしまうようなイメージです。

20代からこれを実践してきて、わたしはいまのところ結構しあわせです。

いや、本音を言うとかなりしあわせです。

人にも、お金にも、あんまり苦労してません。

ただ、わたしひとりがこんなことを書いていても説得性にかけますよね(笑)

そこで最後に、おなじような考えをお持ちのブロガーさんの記事を紹介して、この記事をしめたいと思います。

〈参考〉お金の流れをよくすることの重要性(なぜ20万円以上の寄付をするのか?)『書庫のある家@i-cube』

〈参考〉収入の一部を寄付する。寄付をしてみると、新しいお金の価値観が芽生えてきます。『イマココライフ』

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