個人型確定拠出年金の運用指図者は、必読!おすすめの移換先・手数料・注意点まとめ

この記事では、個人型確定拠出年金の運用指図者にとっての、おすすめの移換先・手数料・注意点をまとめています。

正しく理解していないと、損することがあるので、かならずチェックしてくださいね。

運用指図者とは?

次の条件に当てはまる方は、個人型確定拠出年金の運用指図者になっているはずです。


・以前、企業型確定拠出年金に加入していたが、転職後の会社に企業型確定拠出年金がなかったため、資産が移換できなかった

・以前、企業型確定拠出年金に加入していたが、退職して自営業をはじめることにした

・以前、企業型確定拠出年金に加入していたが、退職して専業主婦(夫)になった


まず、運用指図者ってどういう意味か分からないですよね。

運用指図者とは、お金は60歳まで引き出せず、掛け金は拠出できず、運用を指図するだけです。

「運用を指図する」とは、「資産を売却して、金融商品を購入しなおすこと(=スイッチング)ができる」という意味です。

退職後6ヶ月以内に、かならず資産を移換しましょう

個人型確定拠出年金の運用指図者になった方は、企業型確定拠出年金から、資産を金融機関に移換しなければなりません。

必ず、退職後6ヶ月以内に移換しましょう。

6ヶ月以内に移換しない場合、国民年金基金連合会に自動移換されるのですが、自動移換されてしまうとデメリットがあります。

Q:自動移換の状態のままにしておくと、どうなるのですか。

A:以下のデメリットがあります。

1.全く運用ができないので、資産を増やすことができない。

2.老齢給付金の受給可能な年齢になっても、給付が受けられない。(給付を受けるには個人型年金に資産を移換することが必要です)

3.現在のような仮預かりしている期間は確定拠出年金の正式な加入期間とはみなされないため、受取開始の時期が遅くなる場合がある。(60歳→最高65歳に)

4.管理手数料が毎月51円(年間612円)個人別管理資産より差し引かれる。

個人型確定拠出年金

6ヶ月を過ぎてしまって、自動移換になってしまった方でも、個人型確定拠出年金に移換できますので、かならず移換しましょう。

運用指図者にかかる手数料

個人型確定拠出年金の運用指図者になった場合、口座を維持するための手数料がかかり、自分の資産から引かれます

手数料の高い金融機関を選ぶと、自分の資産がどんどんなくなってしまいますので、手数料の低い機関を選ぶことが、とっても大事です!

かならずかかる手数料

まず、かならずかかる手数料。こちらは、どの金融機関を選んでも同じです。

・移換するとき:国民年金基金連合会に、2,777円(1回きり)

・口座管理手数料:768円(年額)

金融機関によって異なる手数料(運営管理手数料)

金融機関によって異なる手数料が、運営管理手数料

金融機関によって金額が大きく違いますので、ここが大事です。

くわしくは、次章の「おすすめの移管先」で説明します。

おすすめの移管先

おすすめの移管先は、現時点では楽天証券SBI証券です。条件は次の通りです。

手数料が最安!楽天証券

楽天証券は、残高10万円以上の場合、運営管理手数料が無料。残高10万円未満の場合、運営管理手数料が2,712円。

なお、加入後もしくは移換後1年間は、残高にかかわらず運営管理手数料が無料になるキャンペーンを実施中。

〈参考〉個人型確定拠出年金の事務手数料(楽天証券)

手数料最安のキャンペーン中!SBI証券

SBI証券は、残高50万円以上の場合、運営管理手数料が無料。残高50万円未満の場合、運営管理手数料は3,888円(年額)。

〈参考〉個人型確定拠出年金の手数料(SBI証券)

ただし、2016/9/23~2017/3/31までに新規加入・移管した方には、2017年3月分までの月々の「口座管理手数料」を、2017年3月まで無料にするキャンペーンを実施中です。

〈SBI証券の手数料キャンペーン内容〉

■加入時・移換時手数料
通常 1,080円 ⇒ キャンペーン適用時 無料

■加入時運営管理手数料
残高50万円未満 通常月額324円(税込み) ⇒ キャンペーン適用時 無料

〈参考〉【2017年3月末まで】個人型確定拠出年金 新規加入キャンペーン!(SBI証券公式サイト)

楽天証券とSBI証券、どちらがおすすめ?

楽天証券とSBI証券のうち、どちらがおすすめかは、資産の残高によります。

残高が10万円~50万円と少しの場合

残高が10万円~50万円と少ししかない場合、現時点では、楽天証券のほうがおすすめです。

・楽天証券は残高10万円以上の場合、運営管理手数料が無料。

・SBI証券は2017年3月まで、残高が0円でも運営管理手数料無料のキャンペーンを実施中。もしこのキャンペーンが終わってしまえば、残高50万円未満の場合年額3,888円かかるようになります。

残高が50万円を大きく超える場合

残高が50万円を大きく超える場合は、SBI証券も楽天証券も、どちらもおすすめです。希望の金融商品があるほうを選んでください。

どうしよう!高い手数料払ってる!そんな時は?

ここまでの記事を読んで、「どうしよう!高い手数料払ってる!」と気づいた方もいらっしゃると思います。

大丈夫です。移管手数料さえ払えば、金融機関が変更できます

1年で約5,000円という法外な運営管理手数料を取っている金融機関もあります。損しないように、かならず変更しましょう!

運用指図者になった時の注意点

運用指図者になった場合、金融機関を決めた時点で、決められた金融商品に資産が自動移管されます。

通常、元本保証型の定期預金に移管されます。そのため、資産が移管されたら、次の手順をふんでください。

1.移管後、どの商品に移管されているかを確認する

2.他の商品を選びたい場合、資産を売却して金融商品を購入する(=スイッチング)

まとめ

最後に、個人型確定拠出年金の運用指図者になるときの大事なポイントをまとめます。

1.運用指図者になる場合、退職後6ヶ月以内に、資産を移管する

2.移管先は、楽天証券かSBI証券がおすすめ(残高が少ない場合は楽天証券)

3.資産移管後、どの金融商品に移管されたかをチェック。希望の商品でない場合には、資産を売却して購入しなおす(=スイッチング)

▼次に読んでいただきたい記事はこちら

個人型確定拠出年金の「運用指図者」になったら、資産運用したほうがいいの?

2017.01.04

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