子どものテレビとの付き合い方。テレビは子どもの脳に悪影響を与えるの?

わたしには、1歳半の息子がいます。1歳前半くらいから、ほかのお母さんが「家にいるとテレビばっかり見たがるから大変」と言っていましたが、わが子にも、とうとうその時期がやってきたようです。

1歳前半までは、テレビは好きだけど、自分から「見たい!」と要求することはありませんでした。しかし1歳半の今、事あるごとにテレビを指差して「見たい!」と要求するようになってしまいました。

さて、まだ1歳の子にテレビばかり見せていいのでしょうか?今回は、テレビとの付き合い方についてのわが家の考えと、テレビは子どもの脳に悪影響を与えるのかについて、書きたいと思います。

わが家のテレビ事情

平日

息子が起きている時間は、Eテレ以外テレビを点けません。Eテレは、今までこんな感じで見せていました。

0歳台‥いないいないばぁ×2回(15分×2回)

1歳前半‥いないいないばぁ×2回(15分×2回)+お母さんといっしょ×1回(30分×1回)

休日

夫はテレビ大好きなので、夫が好きな番組を好きなだけ見ます。

息子の好きな番組は1日30分くらい。

わが家のテレビとの付き合い方

今のところ、テレビとの付き合い方についての我が家の方針は、次の通りです。

1.「見たい!」と要求されたら、いないいないばぁ(15分)を1回だけ見せる

2.終わってから、「まだ見たい!」と要求されても、見せない

3.しばらく経ってから「見たい!」と要求されたら、臨機応変に対応する

このように考える根拠は、次の通りです。

テレビは、子どもの脳に悪影響を与えるのか?

まず気になるのは、「テレビは子どもの脳に悪影響を与えるのか?」ということですよね。

早期教育と脳 (光文社新書)には、テレビについて次のように書かれています。

散歩や外遊び、絵本の読み聞かせなどの機会を捉えて、実際に物を見たり、触れたり、嗅いでみたりしながら、子どもが自ら積極的に周囲と関わろうとする意欲を削がないためにも、長時間の視聴には注意が必要です。(『早期教育と脳』、p.104)

2004年7月に、日本小児神経学会は「言葉の遅れや自閉症が、テレビやビデオ視聴のせいだとする充分な科学的根拠はない」という提言を発表しました。(『早期教育と脳』、p.105)

つまり、長時間の視聴には注意が必要ですが、テレビが子どもの脳に与える影響についてはまだわかっていないということ。そのため、親自身が判断する必要があるということになります。

テレビについての私の考え

率直に言って、わたしは子どもにテレビばかり見せることはしたくありません。なぜなら、幼少期に一番大事なことは、走り回って身体能力を高めることと、自然や人、絵本を通じて、感受性を高めることだと思うからです。

テレビばかり見ていると、そのどちらも十分に発達できないのではないかと危惧しています。

しかし、テレビを完全シャットダウンするのも嫌です。

Eテレを見ている時の息子を見ていると、本当にテレビの世界に夢中になっている様子が伝わってきます。お遊戯を真似したりもしますし、「ばぁ~」と一緒に言ったりもしています。そんな姿を見ていると、テレビから学んでいることも多いと感じます。

子育て中の、「これってどうしよう?」の判断基準

テレビとどう付き合うかは、ご家庭によって様々だと思いますので、わたしの考えが正解だとは思いません。

むしろ、子育ては「これってどうしよう?」の連続で、親が判断しなければならないシチュエーションが多々あります

そんな時の判断基準になるヒントを、『保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」』から引用します。

「いいなり」という関係では、いくら大人が頑張ったとしても子どものためにはならないのです。単なる「わがまま」を聞いているだけで、ただの甘やかしになってしまいかねません。(略)

大人が「イヤイヤ」「無理して」「本当はそうさせたくない」などと思いながら子どもの要求に応えたり、与えてしまうことは「甘やかし」になってしまうでしょう(『保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」』、p.108-109)

つまり、わたしの例に当てはめてみると、テレビばかり見せるのは、イヤなので、これは「甘やかし」。だからテレビは時間を決めてみせようという結論になりました。

今のところ上手くいっていて、平日のテレビ時間は1.5時間くらい。これくらいなら問題ないかなと思っています。この方法でうまくいかなくなったら、「甘やかし」にならない程度に、臨機応変に対応していきたいと思っています。